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男というのは、「ひとりで何かをやり遂げることこそ、男の醍醐味だ」と思って いるところがあります。 確かに小さな目標なら、それでも良いでしょうが、ひとりでやれることなど、 たかが知れています。 たとえ総理大臣であっても、ひとりの人間の能力など私たちとそれほど大差 があるわけではなく、大きな仕事をしようと思えば、それなりに多くの人の協 力がいるものです。 男の能力の発揮は、自分にたいした能力がなくても良いのです。 必要なのは、それぞれの分野のプロフェッショナルをどれぐらい知って いるかということと、そしてそれぞれのプロフェッショナルの専門知識を必 要なときにいつでも取り出せるかどうかがポイントになります。 これが実行できれば、たとえ能力がなくても、人間の能力は無限に広がり、 その人が能力を持っているのと同じ効果が発揮できるものです。 「三本の矢」という逸話を知っていますか。 戦国時代に安芸の国で活躍した大名・毛利元就は、ある日、三人の息子を 呼び寄せると、こう命じました。 「ここに一本の矢がある。これを折れるか」息子たちはそれぞれの矢を折り ました。すると、元就は「では、、次に矢を三本束にして折れ」と命じます。束に なった矢は、とても硬く、彼らは折ることができませんでした。 それを見た元就は、「一本の矢ではたやすく折れる矢も、三本集まればそう 簡単に折れることはない。人間も同じように、ひとりではなく三人で結束を固 め、困ったときには互いに助け合っていくのだ」といったのです。 人間ひとりが考え、行動するには限界があります。その時に、余計なプライド を捨てて相手に頭を下げて助けを求めることができるかどうかが、その男の度 量をはかるポイントです。 自分の夢を果たすためには、時には、プライドも捨てて、素直に相手の助け を借りることもが大事です。 自分ひとりで力果てるまで頑張るのではなく、限界の一歩手前で立ち止まっ て、今の自分を客観視し、そして足りないものに気づいた時、周囲に「手伝って 欲しい」「力を貸して欲しい」と協力を仰げることが大切です。 成功している人は、自分の力だけでなく、他人の力も借りることで成功して いるのです。 そしてこういう人こそ、あなたに何かがあった時にも逃げず、一緒に立ち向か ってくれるでしょう。 |
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